わんにゃんfactory

made in Pakistan

わんにゃんfactoryの取扱商品は、すべてパキスタン北東部の街シアールコートの工房で作られています。
シアールコートは、パキスタンのパンジャーブ州にある工業都市で、ちょうど州都ラホールの真北に位置しています。州内で他に知られているのは、政府の軍事機関が置かれるラワルピンディーでしょうか。
シアールコートは、革製品や金属加工で知られた工業の街で、オリンピックやサッカーのワールドカップで使用する手縫いのサッカーボールの世界的な生産地としても有名です。
さまざまな業種の中小企業が数千社も点在しており、弊社の製品もそのなかの一社「Baqir & Sons社」が製造しています。

パキスタン・シアールコートの繁華街の街並み。

パキスタン・シアールコートのさまざまなお店がひしめきあう街の景観。

わんにゃんfactoryが製造委託している工房「Baqir & Sons社」の作業風景。

【参考資料】
パキスタン北東部に位置する工業都市シアールコート(Sialkot)は、歴史的に職人技と中小企業の集積によって発展してきた製造都市で、金属加工業と革製品加工業を中核として国際市場で高い競争力を誇っています。
市全体では2017年に約25億米ドル相当の輸出を達成し、パキスタン全体の輸出の約10%を占めるまでに成長しています。


まず金属加工分野では、スポーツ用品用の精密金属部品や工具類のほか、ダマスカス鋼(Damascus steel blade)などの特殊鋼製品の製造でも伝統的な技術を生かしています。パキスタン北部では古くから刃物製造の文化があり、同地域で生産される刃物や鋼製品は品質と耐久性の高さから海外でも広く取引されています(刃物・鋼製品の製造業者リストにも多く含まれる)。


さらに医療機器・手術器具加工(Medical & Surgical Instruments)においても、シアールコートは世界有数の生産拠点として知られています。2020年時点でパキスタン全体で約3億6,000万米ドル以上の手術器具を輸出しており、同国の手術器具の90%以上がシアールコート地域で製造されているとされます。
また、国内には約3,900以上の活発な医療機器製造会社があり、精密なメス刃や鋼製の鉗子、はさみ、リトラクターなど25,000種類を超える手術用器具が生産されています。


革製品加工業では、とくにサッカーボールを含むスポーツ用品用レザーや靴、手袋などの生産が盛んで、世界的なブランド向けのOEM供給も行われています。これら製品の多くが欧米や中東、日本を含む国際市場で高評価を受けており、地域経済への貢献が大きい点も特徴です。

このように、シアールコートは単なるスポーツ用品の産地にとどまらず、精密金属加工(特殊鋼・刃物)、医療機器加工、革製品の各分野で輸出競争力を持つ国際的な製造都市として確固たる地位を築いています。

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